日本での薬剤耐性(AMR)による深刻な被害
抗生物質などの抗菌薬が効かない薬剤耐性(AMR)菌に感染し死に至る人が、2種のみでも日本国内で年間8,000人にのぼる・・・
そんな調査結果が「国立国際医療研究センター病院」から発表され、波紋を広げています。
※国立国際医療研究センター病院
「AMR臨床リファレンスセンター」2019年12月5日 プレスリリース
http://amr.ncgm.go.jp/information/
薬剤師議員として、私もAMR問題については大変憂慮しています。
※ブログ「抗菌薬の適正な使用を!」
https://www.honda-akiko.jp/blog/news/7240.html
令和2年度予算編成大綱「全世代型社会保障の構築」(自民党厚労部会)の中にも、
「医薬品のより適正な使用推進」
という文言を盛り込んでいただきました。
薬剤耐性(AMR)に対しては、抗生物質などの不要な使用を止めること(適正使用)が何よりも大切となります。
国民1人1人がそれをしっかりと心に留める、そのための周知をする。
そして、医師・歯科医師・薬剤師が連携し、しっかりとチェックする。
医薬分業を正しく進めることがそれを可能にします。