ワクチン接種と情報:本田あきこ メールマガジン 2021年2月号
2月14日、厚生労働省はファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの製造販売を特例承認しました。販売名は「コミナティ筋注」となります。
そして本日17日、100の医療機関、約4万人への先行接種が始まりました。
海外開発の新型コロナウイルスワクチンについては、この他にも、アストラゼネカ社のものが承認申請済み、モデルナ社も日本国内での治験を進めています。
高齢者から始まる一般への接種は、市区町村が主体となって実施します。
したがって、地域ごとの事情・状況により接種体制は異なります。
このため、国・都道府県・市区町村と地域の医師会・看護協会・薬剤師会などの間で、「地域連絡協議会」等が開催され、接種体制の整備に向けた情報交換や議論が進められています。
1月には川崎市において集団接種のシミュレーションが行われ、その報告も公開されました。
※「ワクチン集団接種の訓練(追記あり)」(ブログ)
https://www.honda-akiko.jp/blog/news/9299.html
私たち政治家は、国と自治体や団体の架け橋という役割を果たすべく、党の部会・勉強会や国会で、積極的に地元の声を伝えています。
私の場合は薬剤師や医薬品卸の現場の声も訴えかけています。
他方、全国一律で「薬剤師の役割りは〇〇、□□、△△です」と発信できない難しさも感じています。
また、どれほど優れた提案や方法であっても、確定していないものは外に向けて発信することは控えています。現場に混乱を与えてはならないと考えての判断です。
それとは別に、一般国民の皆さまに正しい情報と知識を伝えているものは、これまで同様、ツイッターなどで積極的に紹介してまいります。
※本田あきこTwitter
https://twitter.com/89314honda
薬剤師の皆さんにとっても一般国民の皆さんにとっても、コロナワクチン接種においては情報が非常に重要となります。
報道は今後も、五月雨式に膨大な量の新情報を伝えていくでしょう。
しかし私は、あくまでも確かな情報を、コツコツと伝えることに徹します。
また、今回のワクチン接種を通して、薬剤師や医薬品卸会社が国民に寄り添う姿を広く紹介していきたいと考えています。
※本田あきこのニュース(情報まとめ)
https://www.honda-akiko.jp/news