骨太方針2020 閣議決定と日本薬剤師会のコメント
写真:首相官邸サイトより
7月17日、「経済財政運営と改革の基本方針2020~危機の克服、そして新しい未来へ~」(骨太方針2020)が閣議決定されました。
※「経済財政運営と改革の基本方針2020」(内閣府)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2020/decision0717.html
この中の『「新たな日常」に対応した医療提供体制の構築等』(31ページ)という項目に、先日ご報告した薬価の記述があります。
● 「患者が安心して医療を受けられるよう、引き続き、医療機関・薬局の経営状況等も把握し、必要な対応を検討し、実施する。また、本年の薬価調査を踏まえて行う2021年度の薬価改定については、骨太方針2018 等の内容に新型コロナウイルス感染症による影響も勘案して、十分に検討し、決定する。」
●「病院と診療所の機能分化・連携等を推進しつつ、かかりつけ機能の在り方を踏まえながら、かかりつけ医・かかりつけ歯科医・かかりつけ薬剤師の普及を進める。」
これを受けて日本薬剤師会が見解を発表しています(プレスリリース)。
2020.07.17「経済財政運営と改革の基本方針2020の閣議決定を受けて」
https://www.nichiyaku.or.jp/pr-activity/2020/pressRelease.html
また藤井基之参議院議員は以下で見解を述べておられます。
https://mfujii.gr.jp/diary/骨太方針・修正案
厚労系議員の先生方のご尽力により、薬価調査等については、現実的な対応がなされることとなりました。
ここからしっかりと仕事をせねばなりません。
また、私個人としては、「医療機関・薬局」「かかりつけ薬剤師」の語を文書内に盛り込めたことは一定の意義があるものと捉えています。
薬剤師議員の先生方のご努力を間近に見ることができたのは大変大きな勉強となりました。
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/pr-activity/PressRelease_20200717.pdf