11月16日 石川県キャラバン3日目最終日(加賀・小松)
(左:明祥株式会社本社に設置して頂いた等身大パネル。シェフのよう?
右上:明祥株式会社 本社。アルフレッサグループなので、私が九州営業部在職中には出向でお越しになっていた方も多くいらっしゃいました。
右下:明祥株式会社本社。折本健次社長とあきこ等身大パネルを囲んで。)
最終日の朝は医薬品卸・明祥株式会社さんの本社朝礼からスタートしました。
その後は加賀方面に向かって薬局訪問。とにかく駆け足での訪問となりました。
時代のニーズから、在宅医療が進んでいます。
その流れで、薬局において注射剤や高カロリー輸液などの調整が必要となってきます。
その際、必要となるのが「無菌調剤室」です。しかしその設置基準は厳しくしかも高額です。
そのため、厚生労働省は「薬事法施行規則の一部を改正する省令」を公布し、
無菌調剤室を持たない薬局が、他の薬局の無菌調剤室を利用して無菌製剤処理を行えるようにしました。
地域薬剤師会が主体となって、薬剤師会が運営する薬局に無菌調剤室を設置し、共同利用を促進しています。
しかしながら、こうした法令環境は整ってきてはいるものの、現状は使用する頻度は少ないと聞いておりました。
本日見学させて頂いたトラヤ薬局さんではご自身の薬局でとてもハイクラスな「無菌調剤室」を設置されていました。
医療センターで培ってこられたご経験と知識を地域医療に活かし、今は週に2回、薬液の調整を行っているとのことでした。
凄いことです。
病院薬剤師としてご活躍された先生が地域医療に関わることで、入院時と同等の在宅医療を受けられる。
薬局と病院薬剤師の薬薬連携の必要性を改めて感じました。
また、どんなに設備や機械が導入できても、それを使いこなす「人」のスキルがなければ単なる箱物に終わってしまうとも感じました。
考えさせられる訪問となりました。
さて、石川県キャラバンは最終的に700人を超える方と握手をさせて頂きました。
石川県薬剤師連盟の皆さま、JPL(Japan Pharmacist Ladies)石川の皆さま、握手させて頂いたすべての方々に、感謝です!
明祥株式会社本社にて。私は後ろで社員の皆さまと握手中。
本文で詳しく触れたトラヤ薬局さん。
広い無菌調剤室の前で。
右上:お店のあちらこちらに笹原先生が工夫をこらしてオレンジグッズを準備して下さっておりました。私が手にしているのはオレンジ色の保冷バック。
サッカーつながりの2点。
左:「本田」という名前を覚えてもらうように、とお考え頂きました。本田圭佑選手は石川県の星稜高校出身です。
右:佐賀県に本社がある薬局さん。レジにはサガン鳥栖のフェルナンド・トーレス選手が。
左上:明祥株式会社 小松支店の皆さまと
左下:前の日が私の訪問日と思っていらして、地域の方を集めて下さっていたそうです。お会いできなかった方々とこの写真を通じて握手!
すべての訪問を終えて。
皆さんと3日間、熱く走り抜きました!ドライバーの北澤さんも一緒に。