災害時に構成され活動する医療関係のチーム
「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT)派遣のニュースです。
「西日本豪雨 健康支援チームを広島に初派遣へ 17日から/愛知」
https://mainichi.jp/articles/20180714/ddl/k23/040/183000c
愛知県、大分県、熊本市の3自治体が1週間交代で1チームを構成するとのこと。
岡山県倉敷市では長崎県から派遣されたチームがすでに活動中です。
(厚労省「平成30年7月豪雨による被害状況等について」第27報より)
災害時には以下のような医療関係のチームが構成され活動します。
一般的にどこまで知られているか。。。簡単にご紹介します。
【DMAT(災害派遣医療チーム、ディーマット)】
大規模災害の際に現場に急行し、発生から48時間(~72時間)を目安に活動。
医師、看護師、業務調整員(救急救命士・薬剤師・臨床工学技士・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・放射線技師・社会福祉士・コメディカル・事務員など)で適宜構成される医療チーム。
http://www.dmat.jp/index.html
【JMAT(日本医師会災害医療チーム、ジェーマット)】
現地の医療機関が被害を受けている場合、DMATと入れ替わりに地域医療を支える。
日本医師会により組織される。
医師、看護師、事務職員、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、救急救命士、介護・福祉関係者、栄養士などで適宜構成される。
http://oma-member.do.ai/2016.4.kumamoto-jmat.pdf
【DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム、ディーヒート)】
避難生活を送る方々の健康管理をサポートする「公衆衛生」の専門家チーム。
医師、保健師、業務調整員、薬剤師、獣医師、管理栄養士などで適宜構成される。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000131931.pdf
【DPAT(災害派遣精神医療チーム、ディーパット)】
被災地住民の「こころのケア」を担うチーム。
精神科医、看護師、業務調整員を含めた数名から構成される。
https://www.dpat.jp/