7月30日 創薬エコシステムサミット
創薬エコシステムサミットが開催され、文部科学省を代表して大臣政務官として出席しました。
サミットは二部構成で行われ、首相官邸で行われました第一部では、岸田文雄総理が、多くの患者さんとその家族の皆さんが治療法を待ち望んでいるにもかかわらずドラッグ・ロスが生じている現状に触れながら、
・わが国が世界の創薬基盤の一つとなるべく、創薬基盤の再構築・再強化を図っていく、
・医薬品産業を成長産業・基幹産業と位置付け、民間の更なる投資を呼び込むことができるよう、政府として体制・基盤の整備に全力で取り組み、日本が世界の人々に貢献できる「創薬の地」としてゆく、
と宣言されました。
第二部は都内のホテルに会場を移して、セミナー形式により製薬関係者のみならず、若手研究者の方々や大学において橋渡し・臨床試験に携わる多数の方々が互いに日本の創薬力に期待を寄せ合う語りの場となりました。
二部で私は文科省として、薬を必要とする方へ一刻も早く、かつ安定的に患者さんへ届けられるよう、関係府省と密に連携の上、創薬構想会議や意見交換から得られた提言等を実現していくこと等を挨拶の中で述べさせていただきました。
今回サミットに出席して、創薬に関わる方や期待する方が一堂に会した場で、政府が総力をあげて創薬力向上にコミットしたことに大きな意義があると強く感じております。
医薬品産業はわが国の経済および国民の命と健康を守る、その両面を持ち合わせる基幹産業ですので、産学官が一体的に連携し、基礎から実用化・製品化に至る一連の創薬ステージが切れ目なくつながるよう、私も全力で取り組み続けていきたいと思いました。
<参考資料>
首相官邸HP:総理の一日
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202407/30souyaku.html
文部科学省HP
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01400.html