薬剤師に聞いてみよう!:本田あきこ メールマガジン 2022年10月号
「薬剤師に聞いてみよう!」
この言葉は私の政策パンフレットやポスターに記載しているキャッチフレーズです。2020年からずっとこの言葉を掲げ続けています。
薬のことは薬剤師に気軽に質問していただきたいという願いと、研鑽を続けながら頑張り続けておられる薬剤師の皆様への感謝と信頼の表れ、そして、薬剤師が活躍する場面をもっと増やすために私も頑張りますという気持ちも込めています。
目下、これからの季節に備えて、インフルエンザと新型コロナが同時流行した場合の議論が進んでいます。
仮にそのような事態となった時に、感染症治療薬の確保や重症化リスクがある方が確実に入院できる体制整備に加え、持病の治療や薬の服用が途切れることなく続けられるようにすることも重要な点です。
例えば、自宅療養となった場合、持病のお薬はどのようにされますか?
電話・オンラインによる診療や服薬指導はご利用されたことはありますか?
ご自身の「かかりつけ」の活用方法を今の時期から考えていくことも「予防」と考えます。
薬局は何でも相談できる身近な存在ですし、最近は専門性をもった薬局も増えてきています。予約なしで行ける薬局の強みをもっと多くの皆様に実感していただきたいと私は思います。
「患者さんが御自身の疾患などに応じた最適な薬局というものを選択するということが必要」
これは私が国会議員となって初めて参議院厚生労働委員会で質問した2019年11月21日、薬機法改正の審議で政府側の答弁です。
薬局・薬剤師と、利用する患者さんの双方がマッチしてこそ、最適な服薬と治療継続につながります。
折しも、10月17日から23日は「薬と健康の週間」です。
薬を正しく使うことの大切さや薬剤師等の専門家の役割などについて、多くの方に知っていただくための取組・イベント等が全国各地で行われています。
みなさんにとって理想的な薬局をぜひご自身、ご家族で見つけてみてください。
そしてぜひ薬剤師に聞いてみてください!
<参考資料>
●厚生労働省ホームページ 令和4年度「薬と健康の週間」の実施について
http://honda-magazine.info/_cs?m=mag_NML&c=500&u=45
●各都道府県内で行われる「薬と健康の週間」に関する主なイベント(予定のものも含む)
http://honda-magazine.info/_cs?m=mag_NML&c=501&u=45