イメージカラー(本田あきこ メールマガジン 2017年11月号)
新人の私にとって、お会いする皆様に私自身のことを知っていただくことが第一の優先事項です。一目で本田あきこと分かって頂けるイメージをつくることも大切と考えて、日本薬剤師連盟で私のイメージカラーをオレンジにして頂きました。その為、洋服、ブローチ、スカーフ等、少なくとも一つはイメージカラーを必ず身に着けるように心がけています。
各県の訪問先でお会いする方から、「なぜ、イメージカラーはオレンジなのですか?」と質問を頂きます。理由は、明るく温かい色だからです。
オレンジを意識するようになって、生活の中で毎日オレンジ色を見ることができることに気付きました。「夕陽」です。
夕陽の時間帯は仕事を終える追い込みの時間や屋内にいることが多いため、ゆっくり見る機会が少ないのですが、先日、素晴らしい夕陽をみることができました。
熊本市内にある、「ナルシストの丘」というところで見た夕陽です。
(住所:熊本市西区河内町野出)
バイク愛好家の間では有名な夕陽の鑑賞スポットだそうです。
山を越えると一面にみかん畑が広がり、眼下には有明海、晴れた日には長崎の雲仙普賢岳を望むことができます。
先日、この場所でホームページ用の写真を新たに撮影してきました。撮影に時間がかかり終わったのは夕方でした。帰り際、見事な夕陽が現れ、カメラマンの堤あこさんが「風景も“あきこカラー”になったね。」とおっしゃいました。
オレンジ色の心理効果の1つに、「親しみが生まれ仲間意識を高める」という要素があるそうです。
“あきこカラー”という言葉を聞いて、私は薬剤師連盟の立ち位置をオレンジ色に染め上げていく責務を与えられていることを意識しました。
少し話題はそれますが、私が好きな映画、「風と共に去りぬ」の主人公スカーレット・オハラが沈む夕陽に向かって、力強く再生を決意しますが、その時の背景はオレンジ色の夕焼けでした。
夕陽は黄昏のイメージが強いと思いますが、新たな明日に向けたスタートでもあり、未来へ向けた第一歩です。
薬剤師は薬を必要とする皆様に適切かつ的確に提供し、お大事にという言葉を背中にかけて送り出します。薬によって病を治し、継続してお薬を飲む必要がある方には、なぜお薬を飲まなければいけないかを説明します。
皆様の健康といのちに新たな息吹を与えるお手伝いをしているのが薬剤師です。
薬剤師・本田あきこの立ち位置を思い出させてくれるのがオレンジ色の夕陽だと思いました。
こうした思いを訪問先の皆様と共有させて頂ければと思います。
皆様の代表として恥ずかしくない薬剤師に、そして政治を志す者へと、私を鍛えあげて下さい。よろしくお願い致します。
*今回ご紹介した「ナルシストの丘」の写真は私のホームページに近日中に掲載予定です。皆様ご期待ください。