12月19日　「社会保障制度調査会介護委員会」「乳児用液体ミルクの普及を考える会」

写真：「乳児用液体ミルクの普及を考える会」

「社会保障制度調査会介護委員会」では、2040年を見据えた“地域共生社会”実現のための制度改革の検討状況が厚労省から報告されました。

続いて、介護委員会の提言案について協議を行いました。
老後の食費・居住費などの切実な問題がデータを元に具体的に検証されました。
私からは、介護保険法を進めていく上で、入居者の人格を尊重する理念も盛り込んでいただきたい、と要望させて頂きました。

「乳児用液体ミルクの普及を考える会」の代表呼びかけ人は野田聖子衆議院議員です。

台風15号・19号などの被災地において、「乳児用液体ミルク」が大きくクローズアップされました。
この「乳児用液体ミルク」、法令改正を経て、今年1月31日に厚労省から安全規格に係わる承認がおりたばかりの製品です。

避難所ではプライバシーの観点から、母乳の授乳環境が限られます。
普及している粉ミルクは、手間と時間がかかりますし、断水や停電になれば衛生上の問題も出てきます。
その点、液体ミルクは便利ですし衛生面でも優れていると言えるでしょう。

実はこの液体ミルク、熊本地震でフィンランドから送られた支援物資に含まれていたもので、それをきっかけに脚光を浴びるようになったそうです。
※製品開発を進めるGlico 研究員にインタビュー
https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/ekitaimilk/

まずはこうした製品があることを皆さまにお知らせし、特に、災害時における活用を呼びかけてまいりたいと思います。

※明治ほほえみ「らくらくミルク」
https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/rakurakumilk/
※グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」
https://www.glico.com/jp/product/babyfood/icreo/25717/

「乳児用液体ミルクの普及を考える会」

「社会保障制度調査会介護委員会
鴨下一郎社会保障制度調査会会長
田村憲久介護委員長
丸川珠代介護委員会事務局長

長崎県薬連でいつもお世話になっている堀先生と秋吉先生です！
厚労省に用事があった帰りに立ち寄ってくださいました。