10月7日 AMRアライアンス・ジャパン 緊急フォーラム 「抗菌薬の安定供給と抗菌薬市場の危機」
標題のフォーラムにお声掛けいただきました。
副題は
~G20に求められる世界規模での官民パートナーシップ~
主催はAMRアライアンス・ジャパンと日本医療政策機構です。
https://hgpi.org/events/amraj2019g20.html
AMR(薬剤耐性)菌感染症は世界的な問題として認識され、今年6月のG20大阪サミットでも首脳宣言に盛り込まれました。
https://g20.org/jp/documents/final_g20_osaka_leaders_declaration.html
※AMRについては下記の啓発動画が一般にも分かり易いと思います。
https://youtu.be/ORwO7UPoWaI
10月19日から岡山で開催される「G20 保健大臣会合」でもAMR対策が議論されるはずで、それを直前に控えたフォーラムでした。
https://g20-meeting2019.mhlw.go.jp/health/jp/
AMR対策では抗菌薬の適正使用が重要となりますが、肝心の抗菌薬の供給が不安定となっている問題があります。
先日、私も皆さまから「現場の声」を募りました。
これは日本だけでなく世界的な傾向です。
グローバル経済下での産業構造的な問題も含みます。
この危機的状況を「G20 保健大臣会合」で議論されるよう促すことがこのフォーラムの趣旨で、有識者の皆様の講演とパネルディスカッションがありました。
私もパネルディスカッションの時間に発言の機会を頂きましたので、私に届いている「現場の声」を元にお話しました。
皆様から頂く現場の声、そしてこの日の専門家の皆様、行政の皆様の声を聞いて分かるのは、どの分野・立場においても、この問題に真摯に取り組んでらっしゃる、ということです。
そしてこの問題の背景には、日本一国だけでは解決が難しい現実があり、さらに広く多くの方々の意見や議論が必要だと感じました。
閉会の辞は武見敬三 参議院議員