新しい年を迎えて

本年は巳年。

脱皮を繰り返すヘビの特性が常に「生まれ変わる」ことを連想させ、餌を食べなくても我慢強く生きながらえるため、「生命(いのち)」や「生命力」を象徴する動物として医療との縁が深いとされており、薬学のシンボルとも言われる「ヒュギエイア(Hygieia)の杯(さかずき)」にはヘビが巻き付いています。
医薬品を濫用等させないための販売方法の確立、必要な医薬品・医療機器の開発および品質確保などを念頭に置いた薬機法改正や、電子処方箋の普及などに伴う薬局の更なるDX化、そして医薬品供給不足の解消など、本年も喫緊の課題への対応が控えております。
そのような中、「健康」、「衛生」といった言葉の語源とも言われる女神ヒュギエイアに倣い、国民のいのちと暮らしを守るために、参議院議員としての5年余りの経験と、その間の約2年に及ぶ大臣政務官としての実績を生かし、これからも薬剤師や薬業界を取り巻く現下の課題解決と政策実現に向けて力を尽くしてまいります。

現在は自民党女性局長として、全国の党員の方々と語る機会を通じて党の信頼回復に努めているところ、自民党は結党70年を迎えた今こそ、立党の精神「政治は国民のもの」に立ち返らなければならないと考えています。

 

本年が実り多き1年となりますことをお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
2025年も変わらぬご指導をよろしくお願い申し上げます。

 

 

2024年10月2日 崇城大学にて

薬学のシンボルであるヒュギエイアの杯

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