通常国会の閉会に際して:本田あきこ メールマガジン 2021年6月号
本日6月16日、第204回通常国会が閉会します。
開会は1月18日、150日間の会期でした。
※1月18日ブログ
https://www.honda-akiko.jp/blog/news/9274.html
昨年の通常国会・臨時国会も「コロナ国会」ではありましたが、今回は会期中にワクチン接種が始まり、議論される内容にも少し変化が見られたと感じました。
たとえば、党の部会や厚生労働委員会で「薬剤師」が話題に上る機会は圧倒的に増えました。
藤井基之先生をはじめとする諸先輩の発言や質疑、大臣や参考人等による答弁のところどころで「薬剤師」という言葉を見聞きしました。
非公開の場(部会等)での発言はブログに書けないのですが、私も勇気をもって(あるいは自信をもって)発言できるようになりました。
その根底には、メールや電話、SNSなどで頂く皆さまからのご意見、現場の声、叱咤激励があります。
ここで改めて皆さまに感謝申し上げます。
また、私には「薬剤師」の他に「被災経験者」という側面があります。
今国会で成立した法案の中には、その観点から捉えることができるものもありました。
たとえば「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(新法)。
これは、プラスチック製品の「設計・製造」「販売・提供」「回収・リサイクル」の各段階に働きかけ、包括的にプラスチック資源循環体制を強化しよう、とするものです。
今、各都道府県から要望書や提言を頂いておりますが、その中に、災害時に活躍したブルーシートや土のう袋も、長期間放置されれば激しく劣化し、マイクロプラスチックとして川や海に流出する旨の指摘がありました。
これらについては、すでに国内企業によるリサイクル等が始められている一方、上記要望では、製品の規格化や推奨する使用期間の明示などを求めており、私も大きな関心を抱いています。
6月7月は毎年、大雨の被害に悩まされています。
災害前、避難時の備えや心得はもちろん、復旧後についても考えておくべきことがあります。
薬剤師として、被災経験者として、皆さまにお伝えしたい情報はホームページの「ニュース」にまとめています。
量は多くなりますが、どれも大切な1次情報へと繋がるものばかりです。追記や更新も重ねています。ぜひご活用ください。
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